Note
v2025.12.0で行われた「configのtrustProxyのデフォルト値をfalseに変更」について、正しく環境に応じた設定を行わないとサインインが困難になるといった状態を緩和するために、以下の対応を行いました。
正しく設定しないと、上記のような不具合の原因となったり、セキュリティリスクが高まったりする可能性があります。必ず現在のconfigをご確認の上、必要に応じて値を変更してください。
trustProxyについて、デフォルト(configに値が設定されていない状態)ではループバックアドレスとローカルIPアドレス空間を信頼するようにしました。trustProxyの設定方法について、より詳細に記述しました。- リバースプロキシやCDNなどのより上流のレイヤでレートリミットを設定したい場合や、緊急時の一時的な緩和策として、Misskey内部でのIPアドレスペースでのレートリミットを無効化できるようにしました。
General
- 依存関係の更新
Server
- Fix: コントロールパネルのジョブキューページで使用される一部APIの応答速度を改善
Client
- Enhance: デッキのUI説明を追加
- Enhance: 設定がブラウザによって消去されないようにするオプションを追加
- Fix: バージョン表記のないPlayが正しく動作しない問題を修正
バージョン表記のないものは v0.x 系として実行されます。v1.x 系で動作させたい場合は必ずバージョン表記を含めてください。 - Fix: デッキUIでメニュー位置を下にしているとプロファイル削除ボタンが表示されないのを修正
- Fix: 一部のUnicode絵文字のリアクションがボタンにならない問題を修正
Server
- Enhance: Misskey内部でのIPアドレスペースでのレートリミットを無効化できるように
- リバースプロキシやCDNなど別のレイヤで別途レートリミットを設定する場合や、ローカルでのテスト用途等として利用することを想定しています。
- デフォルトは
enableIpRateLimit: true(Misskey内部でのIPアドレスペースでのレートリミットは有効)です。