github BeerEgg2001/Komorebi 1.1.0

6 hours ago

Komorebi v1.1.0 リリースノート

Komorebi の安定版 v1.1.0 をリリースしました。

v1.0.0 から 7 回のベータ版を重ね、対応バックエンドの拡大(EDCB のフルサポート、EPGStation への対応)、録画視聴 UI の刷新、字幕表示のネイティブ実装化、NAS 上の動画ファイル再生(ファイルライブラリ / SMB) など、アプリの土台そのものを大きく広げるアップデートになりました。

また今回のバージョンでは、5 名の方から Pull Request をいただきました。ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございます 🙏(Special Thanks は末尾に記載しています)

以下は v1.0.0 からの変更点 をまとめたものです。


📌 このリリースのハイライト

  • 📡 EDCB バックエンドのフルサポート — ライブ視聴・録画再生・番組表・予約・実況コメントまで、KonomiTV と同等の機能が使えるようになりました
  • 🆕 EPGStation バックエンドに対応 — KonomiTV / EDCB に続く 3 つ目のバックエンドとして選択できます
  • 🎬 録画視聴 UI の刷新(モダン UI) — オンスクリーンの操作パネルとシークバー、シークプレビューのサムネイル表示に対応
  • 💬 字幕表示をネイティブ実装へ移行 — WebView を介さない方式になり、安定性と応答性が向上。字幕言語の切り替えと位置調整にも対応
  • 📂 ファイルライブラリ(SMB)の追加 — NAS や Windows 共有フォルダ上の動画ファイルを直接再生できます
  • 🎞️ 「オリジナル(無変換)」画質に対応 — トランスコードを介さず、放送波の MPEG-TS をそのまま再生できます(BS4K の HEVC 録画にも対応)
  • ⏭️ 自動 CM チャプタースキップ — チャプター情報のある番組で、CM を自動的に飛ばして本編だけを連続再生
  • 📺 番組表の表示カスタマイズ — 表示チャンネル数・表示時間数・文字サイズをお使いのテレビに合わせて調整できます

⚠️ 【重要】アップデート前にお読みください

1. EDCB をご利用の方は連携スクリプト(resolver.lua)の設定が必須です

v1.1.0 で新たに対応した EDCB バックエンドを利用するには、EDCB 側に連携スクリプト(resolver.lua)を配置する設定が必要です。

  • シンボリックリンクの配置先: video フォルダ
  • resolver.lua の配置先: komorebi フォルダ

設定の方法(いずれか)

  • 自動(推奨): 本リリースに添付の Komorebi Configurator(Windows 用)または setup.sh(Linux 用)を実行し、スクリプトを生成・配置してください
  • 手動: 添付の resolver.lua に実体パスを記載し、所定のディレクトリへ配置してください

注意: resolver.lua は「直接アクセス」再生だけでなく、API(トランスコード)経由の再生でも必須です。

📌 v1.0.0 からアップデートされる方

v1.0.0 では EDCB バックエンドに対応していなかったため、EDCB を利用する場合は上記の設定が新規に必要になります。KonomiTV のみをご利用の場合、この設定は不要です。

📌 v1.1.0-beta 系からアップデートされる方

ベータ版の期間中に、連携スクリプトの 配置場所と内容の両方 を変更しています。すでに設定済みの方も、必ず再設定してください。

  • v1.1.0-beta3 で、シンボリックリンクの配置先を video フォルダへ、resolver.lua の配置先を komorebi フォルダへ変更しました(それ以前は legacy フォルダに komorebi_resolver.lua を配置する方式でした)
  • v1.1.0-beta4 で、resolver.lua の内容そのものを改修しました

いずれの場合も、本リリースに添付の Komorebi Configurator または setup.sh を再実行していただくのが最も確実です。

2. EDCB の古い録画再生方式(api/Movie)は廃止されました

録画番組の再生は api/xcode(トランスコード、要 EMWUI) または 直接アクセス のいずれかをご利用ください。

3. APK のファイルサイズが大きくなっています

ファイルライブラリ(SMB)機能で使用している libVLC を同梱したため、v1.0.0 よりファイルサイズが増加しています(独自ビルドによる削減は実施済みです)。

  • 各リリースには、あらゆる端末で動作する Universal 版(サイズ大)に加え、armeabi-v7a / arm64-v8a 向けの 軽量版 を用意しています
  • 低スペック機では Universal 版のインストールに失敗する場合があります。その場合は端末の CPU アーキテクチャに合った軽量版をご利用ください
  • アプリ内蔵の自動アップデート機能は Universal 版をダウンロードします。 軽量版(ABI 別 APK)をインストールした場合、自動アップデートはご利用いただけません

4. 対応 OS を引き下げました

Fire TV Stick 4K(第 1 世代)などでも動作するよう、最低対応 Android バージョンを 7 系以上(Android 7.1.2 / Fire OS 6 以上)に引き下げました。

5. EPGStation は Fork 版での動作確認です

stuayu 氏による Fork 版 EPGStation での動作を確認しています。本家 EPGStation での動作は未確認です。

また、Komorebi は EPGStation のログイン認証に対応していません。 config.yml で auth.enabled: true にしていると、HLS 再生が約 15 秒で停止し、予約・自動予約条件の追加/変更/削除も失敗します。Komorebi から利用する場合は auth.enabled を設定しない(既定で無効)か、false にしてください。


🆕 対応バックエンドの拡大

📡 EDCB バックエンドのフルサポート

EDCB 環境において、KonomiTV バックエンドと同等の機能が利用可能になりました。

  • 基本機能: チャンネル一覧、番組表、録画予約の確認・追加・編集・削除
  • 視聴機能: リアルタイム視聴、録画番組の再生
  • 実況連携: リアルタイム・録画再生の両方で、ニコニコ実況コメントの表示に対応
  • トランスコード再生(要 EMWUI): ライブ視聴・録画視聴のどちらもトランスコード再生に対応しました。二画面モードでの同時トランスコード視聴にも対応しています(サーバー側で独立したセッションとして並行処理されます)
  • トランスコード視聴時のシーク: api/xcode 経由の視聴(ライブ・録画問わず)でも安定したシーク操作が可能です
  • 画質設定の動的取得: EDCB の XCODE_OPTIONS.lua に設定されている画質オプションを読み込み、アプリ内の画質選択メニューへ反映します
  • HTTPS(SSL)接続のフルサポート: HTTP / HTTPS の両接続に対応しました
  • チャプターファイルのサポート: TvtPlay 形式のチャプターファイルを読み込めます
  • 画像取得の互換性向上: EMWUI の MD5ハッシュ.jpg 形式のサムネイル/画像取得に対応しました

🆕 EPGStation バックエンドに対応(by @stuayu)

Fork 版 EPGStation をバックエンドとして選択できるようになりました。

  • チャンネル一覧・番組表・ライブ視聴・録画再生・予約・自動予約条件に対応しています
  • ライブ・録画のどちらも、サーバー側の配信プリセット(画質設定)を読み込んで画質選択メニューに反映します
  • 実況コメントの表示にも対応しています
  • シリーズ情報は、EPGStation 側に情報がある場合はそちらを優先的に利用します

🔐 Cloudflare Zero Trust(Cloudflare Access)配下の環境に対応(by @stuayu)

接続設定画面からサービストークン(Client ID / Client Secret)を入力することで、Cloudflare Access の背後にあるバックエンドへ接続できるようになりました。

🔀 ライブ視聴の優先ソースに「EDCB」を追加

KonomiTV をバックエンドとして利用する際、ライブ視聴時の優先ソースとして EDCB をオプションで選択できるようになりました(従来の「Mirakurun」指定時と同様の機能です)。
設定 → 接続設定 → ライブ視聴ソースの優先設定 から変更できます。


🎬 視聴体験の強化

🖥️ 録画視聴 UI の刷新(モダン UI)

録画視聴画面の UI を新しく作り直しました。設定 → 表示設定 → プレイヤー操作・UI設定 → プレイヤーUIモード から、従来の クラシック(D-Pad 完結) と新しい モダン(オンスクリーン操作) を切り替えられます。

  • 画面下部に操作パネルが表示され、テレビの十字キーで直感的に操作できます
  • シークバーで視覚的にシークが可能になり、シーク先のサムネイル表示(シークプレビュー) にも対応しました
    • ※サムネイル表示には、KonomiTV バックエンドの利用、または Komorebi Thumbnailer で生成したメタデータファイルが必要です

🎞️ 「オリジナル(無変換)」画質に対応

ライブ視聴・録画視聴の両方で、サーバー側でトランスコードを行わず、MPEG-TS をそのまま受け取って再生する画質に対応しました。画質選択メニューの「オリジナル (無変換)」から選べます。

  • 映像コーデックを問わず選択できるため、BS4K(HEVC / H.265)の録画番組でもオリジナル画質で視聴できます
  • サーバー側のトランスコード負荷がかからないため、サーバーのスペックが控えめな環境でも高画質視聴が可能です

💬 字幕表示のネイティブ実装への移行(by @makeding)

ライブ視聴・二画面視聴・録画視聴すべての ARIB STD-B24 字幕処理を、従来の WebView + aribb24.js 方式から libaribcaption ベースのネイティブ実装(JNI 経由)へ移行しました。

  • WebView を介さなくなったことで、字幕表示の安定性・応答性が向上しています
  • 字幕言語の切り替えに対応しました(複数の字幕言語が検出された場合のみ、クイックメニューに切り替え項目が表示されます)
  • プレイヤー UI 表示中の字幕位置調整に対応しました(操作パネルと字幕が重ならないよう自動で退避します)

⏭️ 自動 CM チャプタースキップ

設定 → 表示設定 → プレイヤー操作・UI設定 → 自動CMスキップ を「有効」にすると、チャプター情報が存在する番組で CM 部分を自動的にスキップして本編のみを連続再生できます。

  • 対応するチャプター情報: TvtPlay 形式のチャプターファイル、KonomiTV から取得したチャプター情報、JoinLogoScp 形式、Amatsukaze INI 形式(.chapter.txt)、MP4 等に埋め込まれた内部チャプター
  • 再生中のメニューパネルからも ON / OFF を切り替えられます

📐 L字クロップ機能

ニュース等で画面の左と下に情報が表示される「L 字画面」に合わせて、映像をクロップ拡大できるようになりました。ライブ視聴・録画視聴の両方で利用できます。

  • 再生中のメニューパネルから L字クロップ の有効/無効を切り替えられます
  • 「ダイレクト調整」モードでは、決定キーで倍率をプリセット値から順に切り替えられます

📂 ファイルライブラリ(SMB)経由の動画視聴に対応

NAS や Windows 共有フォルダ上の動画ファイルを、Komorebi から直接再生できる機能を追加しました。

  • 再生エンジンには libVLC を採用し、幅広いコンテナ・コーデックの再生に対応しています
  • SMB サーバーの登録は、スマートフォンからの QR コード連携(推奨)とリモコンでの手動入力の 2 通りに対応しています
  • よく見るフォルダやファイルを ピン留めして、トップ階層から一発でアクセスできます
  • 外部チャプターファイルの自動読み込みに対応しています
    • 動画ファイルと同じ階層にある .chapter(TvtPlay / JoinLogoScp 形式)および .chapter.txt(Amatsukaze INI 形式)を自動で読み込みます
    • CM 区間(自動スキップ帯)と本編のチャプターマーカー(点)を自動で判別し、シークバー上に統合して表示します
    • MP4 ファイル等に埋め込まれている内部チャプターを最優先で読み込みます
  • 再生中のスリープ(アンビエントモード)防止に対応しました。Fire TV Stick などでリモコン操作がない間もスクリーンセーバーへ移行しません

📖 登録手順の詳細は、末尾の「新機能の使い方ガイド」をご覧ください。

🛠️ 録画再生「直接アクセス」と支援ツールの配布(EDCB)

録画番組の再生方法として、EpgTimer API 経由に加えて、EDCB の公開フォルダにある録画ファイルへの「直接アクセス」に対応しました。直接アクセスを利用することで、チャプターサーチ、シーンサーチ、シークバー上のサムネイル表示、チャプタースキップといった高度な機能が利用可能になります。

この環境を簡単に構築いただくため、本リリースには以下のツールを添付しています。

  • 🛠️ Komorebi Configurator(Windows 向け) — 直接アクセスに必要な「シンボリックリンクの配置」と「パス変換スクリプト(resolver.lua)の作成」を自動で行うセットアップツールです(使い方は同梱の Readme をご参照ください)
  • 🛠️ setup.sh(Linux 向け) — 上記と同等の処理を行うセットアップスクリプトです(KomorebiConfigurator.zip に同梱。実行権限を付与してご利用ください)
  • 🛠️ Komorebi Thumbnailer — シーンサーチやシークプレビューに必要なメタデータファイル(.tile.webp / .tile.json)を録画ファイルから生成するツールです

※ API 経由の再生や、メタデータファイルがない状態でも通常の動画再生は可能ですが、一部のシーク機能や録画詳細情報の表示が制限されます。

🎧 音声まわりの改善

  • デュアルモノラル番組の音声認識を適正化 — 左右の音声ストリームがそれぞれ「主音声」「副音声」として正しく認識・分離されるようになりました
  • 番組途中での音声ストリーム追加に対応 — 再生途中で音声ストリームが動的に増えた場合でも、正常に音声切り替えが行えるようになりました
  • EDCB 録画 TS 直接再生の音ズレを解消 — 音声トラック切り替え時に発生していた音ズレを、TS 処理の内部状態をシーク前後で引き継ぐ方式にすることで根本的に解消しました

⏩ シーク動作の安定化

  • EDCB 録画 TS 直接再生のシーク機構を再設計 — ExoPlayer の内部シーク機構への依存を切り離し、目標バイト位置を計算して再生を組み直す方式に変更しました。これによりシークの安定性が大きく向上しています
  • 長押しシークやトランスコード中のシークについて、プレビュー表示やバッファリング処理を見直し、よりスムーズで安定した挙動に改善しました
  • ライブ視聴時(生 TS)のハードウェアデコーダ安定性を向上させました。放送波特有の PTS(タイムスタンプ)の揺れによって生じるデコーダのパニック(ブロックノイズ・緑画面・フレームドロップ)を軽減する対策を導入しています

📺 番組表・ホーム画面

📊 番組表の表示カスタマイズに対応

設定 → 番組表設定 → 番組表表示設定 から、番組表の見た目を調整できるようになりました。

  • 表示チャンネル数(横軸) — 画面に同時に表示するチャンネル数を変更できます。お使いのテレビサイズや視聴距離に合わせた最適なグリッド表示が可能です
  • 表示時間数(縦幅) — 縦軸の表示時間をカスタマイズでき、より多くの時間帯の番組を一目で確認できます
  • 文字サイズ — 番組表内のテキストサイズを調整でき、視認性が大幅に向上します

📡 サブチャンネル表示の切り替え

番組表・ホームタブ・ライブタブでのサブチャンネルの表示/非表示を、設定 → 表示設定 → サブチャンネルを非表示にする から変更できるようになりました。

🌅 時間連動テーマの実装

朝・昼・夕方・夜の時間帯に合わせて、UI のカラーパレットや背景のグラデーションが自動的に変化する「時間連動テーマ」を追加しました。
設定 → ホーム設定 → 基本テーマ から「時間連動テーマ」を選択することで利用できます。

🎨 番組表 UI のブラッシュアップ

左側の時間軸(時間バー)の背景色を固定色からテーマのベースカラーに馴染む合成色へ変更し、ライトモードや時間連動テーマの適用時でも UI が浮かないように改善しました。


⚙️ 設定・運用の改善

🔄 アップデートの手動チェックに対応

設定 → 基本設定 → システム設定 → アップデートを確認する から、任意のタイミングで新しいバージョンの有無を確認し、そのままインストールできるようになりました。
従来はアプリ起動時の自動チェックを待つしかありませんでしたが、リリース直後にすぐ更新したい場合などに利用できます。

🎚️ 画質設定まわりの改善

  • 画質一覧の取得方式を改善 — 「キャッシュを即座に表示しつつ、バックグラウンドで最新の情報に差し替える」方式に変更しました。再生開始が画質一覧の取得待ちでブロックされません
  • 画質設定が勝手に初期化される問題を修正 — 通信遅延時などに、ユーザーが設定した画質が勝手にデフォルト値(1080p 等)へ上書きされてしまう不具合を修正しました
  • 設定画面の再生設定タブを開くたびに、画質一覧を再取得するようになりました

🧭 バックエンド選択肢の整理

現時点で未対応の「Mirakurun のみ」というバックエンド選択肢を、選択できないよう非表示にしました。


🐛 バグ修正・安定性の向上

📡 ライブ視聴

  • 長時間視聴に伴って発生することがあった音ズレを軽減する調整を行いました
  • 一度視聴を終了した後に同じチャンネルを開くと再生が始まらなくなる問題を修正しました(内部プレイヤーの解放処理の不具合)
  • ミニチャンネルリストで局ロゴが正常に描画されなくなる問題を修正しました
  • ライブタブでフォーカスを移動した際、一覧が上下に微妙にバウンドする挙動を修正しました
  • PiP(ミニプレイヤー)から全画面へ戻る際、画面上部のタブから「再生中」ボタンへ移動しようとするとフォーカスが設定ボタンまで通過してしまう不具合を修正しました
  • PiP モード中に設定画面を開くとボタンにフォーカスできなくなり、戻るキーを連打するとアプリ終了ダイアログが表示されてしまう不具合を修正しました

🎬 録画視聴

  • HLS 再生で字幕が表示されない不具合を修正しました(by @mega2nd)
  • 字幕が再生中に不定期にちらつく不具合を修正しました
  • シーンサーチ・L字クロップのオーバーレイが録画再生画面から呼び出せなくなっていた問題を修正しました(L字クロップは戻るキーでプレイヤーごと終了してしまう実害がありました)
  • モダン UI の設定パネルから L字クロップを有効にした際、設定パネルが閉じずにオーバーレイと二重表示・フォーカス競合していた不具合を修正しました
  • L字クロップの「ダイレクト調整」モードで決定キーを押すとクラシック UI のサブメニューが開いてしまい、倍率調整ができなくなっていた不具合を修正しました
  • モダン UI で画質選択画面に入り、何も選択せず戻った際にフォーカスが消失する問題を修正しました(by @mega2nd)
  • モダン UI で早送り・巻き戻しボタンを押した後、意図せず再生ボタンへフォーカスが移動してしまう問題を修正しました
  • 早送り・巻き戻しボタンの長押しでシステムの AI アシスタントが誤作動する挙動を修正し、連続スキップが快適に入るようにしました
  • 操作中にもかかわらず一定時間でコントロール UI が消えてしまう問題を修正しました(操作中は非表示タイマーが正しくリセットされます)
  • リモコンのメディアキー(再生/一時停止など)が動作しなくなっていた問題を修正しました(by @stuayu)
  • アプリ起動直後の初回録画再生時に、シークバーや実況コメントの表示位置が実際の再生位置からズレる不具合を修正しました
  • 録画ファイルがサーバー側から削除されていた場合のエラー検出を、EDCB 直接アクセスや KonomiTV オリジナル画質だけでなく、EDCB API 経由などの経路にも拡張しました(Issue #89)
  • TvtPlay のチャプターファイルを正しく読み取れない不具合を修正しました
  • 録画一覧が正しく同期されない問題を修正しました(by @ysnst、Issue #90)
  • KonomiTV v0.14.0 環境で、録画番組が「メタデータ解析中」のまま再生できない問題に対応しました

📂 ファイルライブラリ(SMB)

  • プレイヤー設定の音声切替が主音声/副音声を正しく切り替えられていなかった問題を修正しました(by @pj76dat)
  • フォルダ内でソートを行った際にスクロール位置がリセットされない問題を修正しました(by @pj76dat)
  • TS ファイルの再生時にシークが動作しない問題、および MP4 等の初回シーク時にシークバーが元の位置に戻ったり点滅して追従しなくなる挙動を根本的に解決しました
  • ネットワーク越しに動画を開いた際、再生時間が 00:00 と現在時間を激しく往復して点滅するバグを修正しました
  • 動画の長さが 0 として返された場合でも、外部チャプターの最終マーカーから仮の動画長を逆算し、シークバーが正常な縮尺で機能するよう修正しました
  • モダン UI での早送り・巻き戻し後のフォーカス挙動、長押し時の挙動、コントロール UI 非表示タイマーについて、録画視聴プレイヤーと同様の修正を行いました

🤖 AI コンシェルジュ

  • パネル表示中に背面のホーム画面がフォーカスを奪い返し、パネルが表示されたままキー操作だけ背面に効いてしまう不具合を修正しました(API キー未設定時に決定キー長押しでパネルを開いた際に顕著でした)
  • 上記に伴い、パネル表示中に戻るキーでパネルを閉じられなくなる不具合、および左右キーでパネルの裏側でタブが切り替わってしまう不具合も併せて修正しました
  • 「設定画面へ進む」ボタンから遷移した際に、API キー設定ではなくコメント設定が表示されてしまう不具合を修正しました
  • API キー未設定時も、パネル初回表示時に「設定画面へ進む」ボタンへ確実にフォーカスするよう修正しました
  • AI コンシェルジュのモデルを更新しました

📡 EDCB

  • 録画一覧の取得に失敗した際、「録画 0 件」として扱われキャッシュされてしまう不具合を修正しました(通信エラーがエラーとして表示されます)
  • 1 件の resolver.lua 解決失敗でページ全体の読み込みが失敗する不具合を修正しました
  • 番組表の時刻フィルタで JST / UTC の変換ずれが生じていた不具合を修正しました
  • ライブ再生時のエラーが握り潰されて原因が分からなくなる問題を修正しました
  • 「録画ファイルの再生方式(直接アクセス/API 経由)」の設定がライブ視聴側の画質取得にも誤って連動し、直接アクセス設定時にライブ視聴の画質が「オリジナル」固定になってしまう不具合を修正しました(録画とライブでそれぞれ独立して画質を選択できます)
  • トランスコードでの再生が正常に開始されない・エラーになる問題を修正しました
  • 通信のデッドロック(番組表取得と画質リスト取得の同時実行によるフリーズ)を解消しました
  • チャプター情報を誤って取得してしまう不具合を修正しました
  • Linux 向けセットアップスクリプトがアプリ側の仕様と不整合だった問題を修正しました
  • KonomiTV を EDCB バックエンドで利用時、再生エラー時にゾンビプロセスが発生してしまう問題に暫定対応しました

🆕 EPGStation(by @stuayu)

  • ライブ配信の画質一覧がサーバー設定から構築されない不具合、HLS 配信が強制停止される不具合を修正しました
  • 新形式(streamProfiles)で配信を設定しているサーバーでも、画質一覧がサーバーのプリセット名どおりに表示されるようになりました
  • 録画の MIME 誤判定、画質指定の衝突を修正しました
  • 手動予約を更新すると保存先・エンコード設定が消えてしまう不具合を修正しました
  • 自動予約条件の更新で検索対象期間が消える不具合、放送波指定のルールが編集のたびに個別チャンネル指定へ展開されてしまう不具合を修正しました
  • 重複回避を使わない自動予約条件を追加・更新できない不具合を修正しました
  • 自動予約条件の有効/無効の切り替えが反映されない不具合を修正しました
  • ライブ再生を開くたびに、保存済みのライブ画質が別の画質で上書き保存されてしまう不具合を修正しました
  • 番組表の過剰取得、局ロゴの再試行処理を改善しました
  • リバースプロキシのサブディレクトリ運用でパスが失われる不具合を修正しました

⚙️ 設定画面

  • バックエンドの接続情報を入力した後に、設定が正常に保存されない問題を修正しました
  • リモコンによる手動入力で SMB 接続先を設定した際、入力内容が保存されない問題を修正しました
  • 設定カテゴリ(左ペイン)の操作中に十字キーの左を押すと、フォーカスが不適切な位置に飛び操作不能になる問題を修正しました

🕹️ その他のフォーカス・操作性

  • 番組表タブ以外で番組詳細を開き、その後番組表タブへ移動すると、勝手に番組セルへフォーカスが奪われてしまう問題を修正しました
  • 初期設定時に KonomiTV を選択している際、初期設定画面から移動できなくなる問題を修正しました

⚡ パフォーマンス改善

  • タブ切り替えの固定待ち時間を廃止 — 各タブの切り替え時に一律で発生していた 500〜800ms の待ち時間をなくし、実際のデータ準備が完了し次第表示する方式に変更しました
  • ライブタブの局ロゴをキャッシュ — タブを切り替えるたびに再取得・再描画されていた無駄なコストを削減しました
  • 番組表の描画・再計測ロジックを見直し — 不要な再描画を削減しました。膨大な番組データを扱う際も UI がフリーズしにくくなっています
  • 起動直後のメインスレッド負荷を削減 — HTTP 通信のログ出力、バックグラウンド同期のスケジューリング、Cloudflare 用インターセプタの処理を見直しました
  • 季節演出の無駄な動作を停止 — 雪や桜などのアニメーションが対象外の条件下でも動作し続けていた問題を修正しました
  • libVLC の独自ビルド — ライブラリサイズを削減し、APK の肥大化を抑えました

📖 新機能の使い方ガイド

📂 1. SMB サーバーの登録方法

SMB サーバー(NAS、Windows 共有フォルダなど)を登録することで、ネットワーク上の動画ファイルを直接再生できるようになります。

方法A:スマートフォンを使った QR コード連携(推奨)

長い IP アドレスやパスワードをテレビのリモコンで入力する手間を省ける、便利な方法です。

  1. 設定画面を開く — トップ画面のサイドバーから「設定(歯車アイコン)」を開きます
  2. SMB サーバー追加ダイアログを表示する — 「接続設定」カテゴリを選び、下部の「ファイルライブラリ (SMB) 接続設定」にある 「新しいSMBサーバーを追加」 を選択します
  3. QR コードを読み取る — 画面中央に表示された QR コードを、スマートフォンのカメラアプリで読み取ります。スマホのブラウザで「Komorebi SMB設定」画面が開きます(※テレビと同じ Wi-Fi に接続している必要があります)
  4. スマホから設定情報を送信する — 以下を入力し、「送信」をタップします
    • 表示名(必須): 例「リビングのNAS」「録画PC」など、お好きな名前
    • IP アドレス(必須): 例「192.168.1.10」など、NAS や PC のローカル IP アドレス
    • ポート番号: 通常は「445」のままで OK です
    • ユーザー名 / パスワード: 共有フォルダへアクセスするための認証情報(ゲスト設定の場合は空欄で OK)
  5. 登録完了 — テレビ画面に「設定を受信しました!」と表示されれば成功です
    • 💡 テレビ側の QR コード画面は開いたままになるため、複数のサーバーを連続して登録できます。終わったら「閉じる」でダイアログを閉じてください

方法B:リモコンでの手動入力

  1. 上記手順の 1〜2 と同様に「新しいSMBサーバーを追加」を開きます
  2. 画面右下の 「リモコンで手動入力」 を選択します
  3. 表示名、IP アドレス、ポート番号、ユーザー名、パスワードを入力します
  4. 「追加」 を押すと登録が完了します

📝 SMB サーバーの編集・削除
登録済みのサーバーを選択すると、「編集する」「削除する」を選べるメニューが表示されます。

📌 2. ファイル・フォルダのピン留め機能

よく見るフォルダ(例:「アニメ録画用フォルダ」「映画フォルダ」)をトップ階層にピン留めしておくと、毎回深い階層まで潜る手間を省けます。

  1. サイドバーから「ファイルライブラリ(フォルダアイコン)」を開き、目的のフォルダ(またはファイル)がある階層まで進みます
  2. 目的のアイテムにフォーカスを合わせ、リモコンの 「右ボタン」 でサブメニューを表示し、「ピン留めする」 を選択します
  3. 以降は、ファイルライブラリを開いた最初の画面(ドライブ一覧の上)にピン留めしたアイテムが常に表示され、一発でアクセスできます

📝 ピン留めの解除
ピン留めされたアイテム(または元の場所にある同じアイテム)にフォーカスを合わせ、再度 「右ボタン」 から 「ピン留め解除」 を選択します。

💬 3. 字幕の言語切り替え・位置調整

  • 再生中にメニューパネルを開くと、字幕の ON / OFF を切り替えられます
  • 複数の字幕言語が検出された番組のみ、クイックメニューに字幕言語の切り替え項目が表示されます
  • プレイヤー UI の表示中は、操作パネルと重ならないよう字幕の位置が自動的に調整されます

🎞️ 4. 「オリジナル(無変換)」画質の選び方

再生中のメニューパネルから画質を選択する際、一覧に表示される 「オリジナル (無変換)」 を選択します。

  • サーバー側でトランスコードを行わないため、サーバーの CPU 負荷がかかりません
  • 一方で、端末側のハードウェアデコーダが放送波の TS をそのまま処理します。端末との相性によっては映像が乱れる場合があるため、その場合はトランスコード画質(1080p 等)に切り替えてください

⚠️ 既知の不具合・制限事項

🔍 チャプタースキップ・シーク時の着地位置のズレ(EDCB 直接アクセス再生)

録画ファイルの直接アクセス再生時のシーク位置計算は、現状「経過時間とファイルサイズが比例する」という近似(線形補間)に基づいています。ビットレートが変動する(VBR)録画ファイルではこの近似に誤差が生じ、チャプタースキップやシークバー操作の着地位置が 数秒〜十数秒程度ズレる場合があります。より正確な着地のための索引機構については、引き続き検討中です。

📺 ハードウェアデコーダの相性(生 TS 再生時)

TS データをそのまま再生する際、ご利用の端末(HW デコーダ)によっては、一部のチャンネル(特に BS)でブロックノイズや緑画面が発生する場合があります。
👉 映像の乱れがひどい、または動作が不安定な場合は、トランスコード画質でのご視聴を推奨します。

📂 SMB 経由再生の制限事項

  • 一部の Android TV / Fire TV デバイスでは、SMB 経由で「生 TS ファイル」をハードウェアデコードで再生すると、シーク時などにブロックノイズが発生する場合があります。これは端末のデコーダチップの仕様に起因します。安定した再生のためには、録画ファイルを MP4 等へエンコードしてからの視聴を推奨します
  • ネットワーク帯域と端末負荷を考慮し、SMB ファイル再生時のサムネイル画像およびシークプレビュー(タイル画像)の表示には対応していません

🆕 EPGStation の制限事項

  • ログイン認証(auth.enabled: true)には対応していません(詳細は冒頭の「アップデート前にお読みください」をご参照ください)
  • 録画の TS / エンコード済みファイル別の画質選択には対応していません
  • 録画の m2tsll 配信には対応していません
  • 動作確認は stuayu 氏の Fork 版 のみです

📡 EDCB の制限事項

  • tsreplace 等で録画ファイルを MPEG2 から MP4 へ変換している環境での動作は未検証です
  • 録画ファイルを API 経由で再生する場合は EMWUI の導入が必須です。また、resolver.lua の配置は API 経由・直接アクセスのいずれでも必須です

❓ よくある質問(FAQ)

Q. EDCB を Windows から Linux(Docker 等)へ移行したら、過去の録画番組が文字化けします
A. Windows 版 EDCB で作成された RecInfo2.txt などの管理ファイルが Shift-JIS で保存されているためです。Linux サーバー上で nkf -w --overwrite RecInfo2.txt などのコマンドを使用して、UTF-8 に一括変換してください。

Q. EDCB バックエンドで二画面モードが不安定です
A. 二画面同時トランスコードに対応していますが、サーバー側には 2 つのチューナーとトランスコード負荷がかかります。動作が不安定な場合は、サーバーのスペックやチューナーの空き状況をご確認いただくか、「ライブ視聴ソースの優先設定」から Mirakurun や KonomiTV への切り替えをご検討ください。

Q. 設定画面でバックエンドを切り替えた直後、画質設定がすぐに出てきません
A. 新しい画質リストをサーバーから取得するまでに数秒の待ち時間が発生する場合があります。取得が完了すると、自動的に「設定値(〇〇)」から具体的な画質名(1080p 等)に表示が切り替わります。

Q. Universal 版と ABI 別(armeabi-v7a / arm64-v8a)版のどちらを入れるべきですか?
A. 基本的には Universal 版を推奨します。ただしアプリ内蔵の自動アップデートは Universal 版のみが対象となるため、ABI 別版をお使いの場合は手動でのアップデートが必要になります。ストレージ容量に余裕がない場合や、Universal 版のインストールに失敗する場合に ABI 別版をご利用ください。


💻 動作確認環境

Android 7.1.2、Fire OS 6 以上の OS が必要です(おおよそ 2021 年以降の機種であれば利用できると思います)。
機種ごとの動作報告は作者 X(@tamago0602)へご連絡いただけると大変嬉しいです。

  • REGZA 55X8900K(Android TV 10)
  • Fire TV Stick 4K Max 第 1 世代(Fire OS 7 / Android 9 ベース)
  • Fire TV Stick 4K Max 第 2 世代(Fire OS 8 / Android 11 ベース)
  • Mirakurun(4.0.0-beta.16)+ KonomiTV v0.13.0 beta
  • EDCB-Wine(xtne6f 版 EDCB + EMWUI)等の Linux / Windows EDCB 環境
  • Linux ネイティブ EDCB(xtne6f 版 EDCB 260331 リリース + EMWUI)環境
  • EPGStation(stuayu 氏による Fork 版)環境

🙏 Special Thanks

v1.1.0 の開発では、多くの方から Pull Request、Issue 報告、動作報告をいただきました。この場を借りて御礼申し上げます。

  • @stuayu — EPGStation バックエンド対応の実装と残課題の修正、Cloudflare Zero Trust 対応、リモコンのメディアキー不具合修正
  • @makeding — 字幕処理の libaribcaption へのネイティブ移行
  • @pj76dat — SMB ファイルライブラリの音声切替・ソート時のスクロール位置に関する不具合修正
  • @mega2nd — モダン UI の録画再生画面のフォーカス不具合修正、HLS 再生時の字幕表示不具合修正
  • @ysnst — 録画一覧が正しく同期されない問題の修正

What's Changed

  • Features/1.1.0 beta by @BeerEgg2001 in #74
  • fix by @BeerEgg2001 in #75
  • fix by @BeerEgg2001 in #76
  • Features/1.1.0 beta3 by @BeerEgg2001 in #77
  • fix by @BeerEgg2001 in #78
  • Features/1.1.0 beta4 by @BeerEgg2001 in #80
  • Features/1.1.0 beta5 by @BeerEgg2001 in #88
  • Issue #90 録画一覧が正しく同期されない問題を修正 by @ysnst in #93
  • Features/1.1.0 beta6 by @BeerEgg2001 in #95
  • Update SmbVlcPlayerScreen.kt by @pj76dat in #96
  • Fix for #91 by @pj76dat in #97
  • Cloudflare Zero Trust を挟んだアクセスでサービストークンを設定可能に変更 by @stuayu in #99
  • feat: replace aribb24.js with libaribcaption by @makeding in #100
  • EPGStation のサポート追加とリモコンのメディアキーが動作しない問題の修正 by @stuayu in #103
  • Fix: Modern UI の録画再生画面でサブメニューのフォーカスが消失する問題を修正 by @mega2nd in #104
  • fix: EDCB 録画 TS 直接再生の音ズレ・シーク不具合を修正 by @BeerEgg2001 in #105
  • fix: KonomiTV original 画質対応 + 関連 regression 修正 by @BeerEgg2001 in #106
  • fix: アプリ全体のパフォーマンス改善・PiP フォーカス不具合・EDCB 画質不具合の修正 by @BeerEgg2001 in #107
  • Features/1.1.0 beta7 by @BeerEgg2001 in #108
  • fix: HLS ビデオ再生で字幕が表示されない問題を修正 by @mega2nd in #110
  • fix: KonomiTV の Original 画質が BS4K(HEVC) 録画で選択できない不具合を修正 by @BeerEgg2001 in #111
  • fix: EPGStation 対応の残課題(予約・自動予約条件の更新、streamProfiles 画質、ライブ画質の上書き)を修正 by @stuayu in #112

New Contributors

Full Changelog: 1.0.0...1.1.0


いつも Komorebi をご利用いただきありがとうございます。
ご意見・不具合報告などありましたら、作者 X(@tamago0602)または GitHub の Issue までお寄せください。
引き続き、快適な TV ライフをお楽しみください!

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